コマンドプロンプトの便利すぎる使い方!!
コマンドプロンプトの便利すぎる使い方!!
今回は個人的に便利だと思ったコマンドプロンプトで使えるコマンドを紹介します!
目次 -
- 1. cd [フォルダ名]
- 2. ren *.[拡張子] *.[拡張子]
- 3. netsh wlan show profiles name=[SSID名] key=clear
- 4. wmic /namespace:\\root\wmi PATH MSAcpi_ThermalZoneTemperature
- まとめ
1. cd [フォルダ名]
cd [フォルダ名] は現在位置のフォルダを変更するコマンドです。cd はcurrent directory の略です。注意するべき点としては 現在位置より上の階層のフォルダーには移動できないという点です。これを解決するコマンドとして、cd .. があります。これは現在のフォルダ (カレントディレクトリ)より一つ上の階層に移動するコマンドです。
2. ren *.[拡張子] *.[拡張子]
ren コマンドはファイルの名前を変更するコマンドです。ren *.[拡張子] *.[拡張子] とすることで現在のフォルダ内のすべての同一拡張子を一括で別の拡張子に変更できます。
以下の図ではフォルダ内のすべての .png ファイルを .jpgファイルに変更しています。
ちなみにこのコマンドは指定したフォルダより下の階層のフォルダ内まで効果が及ばないので注意。
3. netsh wlan show profiles name=[SSID名] key=clear
このコマンドは 過去に接続したことのあるwifiのパスワードを忘れてしまったときに使えるものです。SSID名は netsh wlan show profiles で取得できます。 netsh wlan show profiles name=[SSID名] key=clear を実行すると、[セキュリティの設定] の箇所に [主要なコンテンツ] と出てきますがこれがいわゆるパスワードです。
4. wmic /namespace:\\root\wmi PATH MSAcpi_ThermalZoneTemperature
このコマンドは cpu の温度を表示してくれるものです。これを実行して表示された数字を10で割って273引いた値が温度(セ氏)になります。
例 : 3023/10 -273 = 29.3°C
このコマンドは管理者権限を与えないと起動できないので注意してください。
まとめ
現在位置変更 → cd [フォルダ名]
拡張子一括変更 → ren *.[拡張子] *.[拡張子]
wifiパスワード取得 → netsh wlan show profiles name=[SSID名] key=clear
cpu温度確認 → wmic /namespace:\\root\wmi PATH MSAcpi_ThermalZoneTemperature
これであなたもコマンドの使い手。